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データ分析で大切な4つのこと:4. 自分の存在価値を高めるための活動の大切さ

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データ分析で大切な4つのこと

トレジャーデータはクラウドでデータマネージメントサービスを提供しています。

4. 自分の存在価値を高めるための活動の大切さ

分析者という業種は環境に依存するところが非常に大きいです。大きなサービスがあるからそこに大きなデータがあり・分析需要が生まれてきます。また,IT産業が拡大し続けているからこそ「データ解析してみよう」という余裕が生まれ,開発者や企画者(=サービスを生む人)以外に分析する専門家を雇用しようとします。悪く言えば会社が傾けばまず解析者の存在が危うくなり,IT産業自体が傾けば市場価値は下がっていく傾向にあると言えます。

分析者たちは,このような景気による需給の変動に巻き込まれないたくましい生き方が必要とされます。つまりいつでも会社に価値をもたらす実力を会社内にとどまらず、世間に広く周知させ続けていないといけないのです。そのためにはたくさんブログを書きましょう,たくさん講演していきましょう,そしてたくさん勉強しましょう,「サイエンティスト」と呼ばれるような深い理数系知識を持っていない事はさほどクリティカルなことではありません。それを十分に補える発信力・コミュニケーション力があれば良いのです。

2010年後半は分析者にとって良くも悪くもチャンスの年

2010年の前半は,データ分析の技術的なレイヤー(データ収集,蓄積,分析エンジン)の成熟の時代でした。HadoopやSpark等の大規模分散処理技術やNoSQLの普及によってそれまでお手挙げだった大規模のデータに,やっと立ち向かえるプラットフォームを誰もが持つことが可能になりました。

2010年後半はそこへの投資や環境構築が一段落し,やっとデータ分析の経営的なレイヤー(分析,可視化,データ説明力)へと注目が集まり,真の意味で分析者の能力(前述の通り,理系能力のみに限りません)が問われる時代になりそうです。

トレジャーデータは,現代を躍進する分析者のバックエンドサポートとなれるよう,これからも前進し続ける事をお約束します。