Treasure Data Tech Talk #1 開催報告
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トレジャーデータはクラウドでデータマネージメントサービスを提供しています。
3月11日と12日の二日間で、Treasure Dataのエンジニアによるイベント
Treasure Data Tech Talk 〜クラウドサービスを支える技術〜を開催いたしました。
Treasure Data Tech Talk 〜クラウドサービスを支える技術〜
http://eventdots.jp/event/373902
Treasure Data Tech Talk 〜クラウドサービスを支える技術〜 “The Deep Day”
http://eventdots.jp/event/387738
二日間で200名以上の方に参加していただき、私たちも非常に貴重な時間を過ごすことができました。
参加者の皆様、会場を提供をしてくださったフリークアウトさんとDeNAさん、またイベント開催にご協力頂きましたdots.さんに厚く御礼申し上げます。
さて、今回のイベントの発表内容について簡単にまとめていきたいと思います。
1. Treasure Dataのデータベースアーキテクチャ 〜 毎秒45万レコードでスケールし続けるスキーマレス・データベース 〜: FURUHASHI Sadayuki (@frsyuki)
トレジャーデータサービスのデータベースアーキテクチャとなるPlazmaについて紹介しました。
データインポートやクエリの結果書き込みなどの随所で冪等性を保つことに注意しており、様々な箇所でリトライを行うことを容易にしている点も面白いポイントの一つかと思います。
2. Internals of Presto Service: Taro L. Saito (@taroleo)
トレジャーデータでは、Prestoをサインアップしてすぐにトライアルで利用することができる環境になっています。
Prestoをサービスとして提供している中での、運用上の注意や、ユーザが発行するクエリを用いて分析している内容について紹介しました。
3. HDP2 & YARNの運用で抑えておくべきポイント: (@ryu_kobayashi)
トレジャーデータでは、Prestoだけでなく、Hadoopもインフラとして利用しています。
現在HDP2とYARNへの移行を進めている中でのハマりどころについて紹介しました。
4. Datadog & Hotdog で Presto と Hadoop を運用する話: (@_yyuu)
トレジャーデータでは、サービスのモニタリングとしてDatadogをメインに利用しています。
このDatadogを便利につかうためのCLIツールのhotdogについて紹介しました。
5. Mobile SDK & SDK Backends (@komamitsu_tw)
トレジャーデータでは、モバイル端末向けにiOS, Android, UnityのSDKを提供しています。
これらは、端末から直接TreasureDataにデータを送信する仕組みとなっており、これらのデータを処理するバックエンド側の仕組みも含めて紹介しました。
6. サポートエンジニアの日常 (@nora96o)
SaaSとしてサービスを提供していく上で、サポートをどのように行っているかについて紹介しました。
7. トレジャーデータとFluentd (@tagomoris)
トレジャデータでは、fluentdやEmbulkなどをOSSとして提供しています。
こうしたOSSの開発を現在どのように進めているかについて紹介しました。
今回のようなイベントを今後も行っていきたいと考えておりますので、その際にはぜひまた皆様の参加をお待ちしております。
また、こうした技術を用いてサービスをもっと発展させていくことに興味が有るエンジニアや、サービスの導入を支援するセールスエンジニア、サポートエンジニアなど積極的に募集をしておりますので、ご興味がある方は下記サイトをご覧いただければ幸いです。