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Data Connector for Google Analytics Reporting 徹底解説 その3

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前回まで

3. Google Analytics 上での設定

3-1. ログイン

次に GA にログインします。

3-2. Google APIs のサービスアカウントIDの接続許可

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「Admin」→「User Management」より,このGAにアクセス許可のあるユーザーを登録します。先ほど作成したサービスアカウントID(今回の例では treasure-data@ga-to-td.iam.gserviceaccount.com )に「Read & Analyze」以上の権限を付与します。

これでサービスアカウント ID からのAPI を通じてのデータ取得が許可されました。次に GA のどのレポートを取得するのか, View ID を指定します。

3-3. データ取得する View の特定

GA からのレポートデータの取得には,まず取得対象の「View ID」を特定する必要があります。

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↑ 今回は,「Treasure Data」> 「Main Site Data」>「TD Japanese Site」の View を例にして進めて行きます。※以後表示している指標値は全てダミー値です

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↑ 「TD Japanese Site」(値はダミーです)の Reporing Overview です。このサイトのあらゆる GA Report で使われている 項目(KPI)を Data Connector でデータとして取得することができます。

3-4. View ID の取得

「TD Japanese Site」の View ID を取得するために,Admin メニューに入ります。

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↑ GA の概念では,

Account:「Treasure Data」> Property:「Main Site Data」> View:「TD Japanese Site」

という階層を持っており,View ID とは一番下の階層に与えられるユニークな ID です。「View Settings」をクリックします。

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↑ View ID はView Settings内のBasic Setting内で確認することができます。今回取得対象となっている View ID は「82405714」となります。

3-5. 終わりに

Data Connector で取得したい GA Report の View ID を得ることができましたね。前章で GA 用のサービスアカウントを設定しましたが,Data Connector コマンドを通じて、このアカウントがこの View ID におけるあらゆるデータ項目を取得して,かつTreasure Data Serviceに格納することになります。次章で紹介する「Data Connector for Google Analytics Reporting」は,この一連の試みを Data Connector という一つの枠組み内で完結することができる、大変に便利なインポートプラグインです。