トレジャーデータと Tableau で実現する自動レポーティング
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トレジャーデータはクラウドでデータマネージメントサービスを提供しています。
Site Catalyst や Google Analytics をはじめとした分析ツールは,こちらが何も手を加えなくてもあらゆるチャート・テーブルを参照することができる非常に良く精錬されたツールです。
そして多くの企業が,これらの分析ツールを使って必要な結果をまとめ,考察を加え,定型レポートとして顧客に提出することを業務としております。
このような顧客に対する定型レポーティング業務は,参照する項目が決まっているのにも関わらず,従来の分析ツールではそれを参照したり統合したりするのに多くの画面遷移や結果切り貼り,エクセルでの追加集計,といった人による作業が必要でした。
Treasure Data × Tableau を用いれば,大多数のレポーティング作業を自動化できるのに加えて,画面UIに縛られない生ログ自体を抑えることによって,あらゆるかゆい所に手が届く柔軟なレポーティングを可能にします。
Treasure × Tbleau による自動レポーティング
現状のレポーティング業務に対して上記の様な悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
トレジャーデータでは単純であるにもかかわらず,人手の作業が必要だった部分を完全に自動化していきます。
単純な業務の例として,色んな所から集計データを集める際に,何回ものページ遷移を繰り返して1つのレポート上に切り貼りしていく,というものがあります。
このように居所の異なる結果を集めてレポートを作る場合には,Tableau の様なBIツールで自由にレイアウトできるような環境が必要です。
また定型レポートとはいえ,特定の期間や特定のイベント・キャンペーン,特定のセグメントに着目したレポートを作る際のコストも無視できません。
従来では条件を選択・抽出してデータを切り貼り,また別の条件で抽出して切り貼り…といった単調な繰り返しが必要でした。
Tableau では簡単に特定の条件・組み合わせでフィルターを作成することが可能で,レポート上から様々な条件での抽出結果をインタラクティブに参照することが可能です。
また,異なるデータソースのものに対しては併せて集計を行う事は難しく,そういった場合は一度データをダウンロードしてエクセルで読み込んで再集計…という手間が必要でした。トレジャーデータではあらゆる外部データを横断して参照することができます。
トレジャーデータではあらゆる分析ツールの「生」データをまるっと取り込む事を行いますので,Web UIや管理画面に制約されないあらゆる柔軟な分析を行う事ができます。
トレジャーデータの無尽蔵なクラウドストレージと巨大な分散処理エンジンは,こういったケースでは最大限に能力を発揮できます。
トレジャーデータで実現可能な分析アーキテクチャ
トレジャーデータによる分析アーキテクチャでは,上記2つのクエリによってパターン化されます。アドホッククエリに関しては,
をご参照ください。
トレジャーデータではバッチ処理の結果をあらゆるもの(CSVファイル,RDBMS, NoSQL, Redshift, etc...)に書き出す(Result Push)ことが可能です。そしてこの書き出し先として Tableau Server を選択することで,自動的にTableau Server に集計結果を追記し,反映させる事が可能です。
また,Redshiftなどのデータマートにバッチ処理の結果を書き出すようにし,フロントエンドからはこのデータマートにアクセスするようにすれば,Tableau レポート上から様々なインタラクティブな操作が可能になります。
さらにトレジャーデータのアドホッククエリを用いれば,データマートを別途建てなくてもインタラクティブな操作が実現できます。
Tableau に関する紹介記事は,
Tableau から学ぶ Data Visualization パターン
をご参照ください。