(アップデート)ダッシュボード Metric Insights がより精錬されたUIに
本記事は移転しました。新サイトにリダイレクトします。
*トレジャーデータはデータ収集、保存、分析のためのエンドツーエンドでサポートされたクラウドサービスです。
トレジャーデータのOEM提供するMetric Insights が大幅にアップデートされましたので改めて紹介します。
過去の紹介記事はこちらです。
Treasure Data Platform で始めるデータ分析入門 〜7. Data Visualization 〜 Metric Insights - Treasure Data JP 公式ブログ
前回の紹介記事と見比べてみれば自明ですが,精錬したユーザーインターフェースに変わりました。
特徴
Metric Insightsの特徴はまず,全体構成が1つ1つの独立したウィジェットで構成されていることです。各々のウィジェットには設定ボタンがあり,そこに
- データソース(Treasure Service, My SQL, No SQL, Salesforce, etc...)を設定
- 指定したデータソース内のデータベースを設定
- 集計インターバルを設定(デイリー,マンスリー,etc...)
- チャートタイプを設定(折れ線・棒・円グラフ,バブルチャート,etc...)
- カテゴリを設定
を記述することで,あらゆる集計結果のチャートおよびテーブルを一覧することが可能になります。
トレジャーデータはもちろん,様々なデータソースからの集計結果を1つのダッシュボード上に集約表示できるのが Metric Insights の素晴らしいメリットです。
さらに指定したデータソース(ここではトレジャーデータを指定したとします)について,様々なデータベースからの集計結果を指定したチャートで表示することが可能です。
トレジャーデータとの親和性
さて,Metric Insights がトレジャーデータと親和性に優れているところに,
- コマンドラインではなくWeb(Metric Insights) 上から,クエリの記述やインターバルの設定が可能になる。
- トレジャーデータが得意とする時系列データに対して折れ線チャートと統計情報など,時系列データに特化した表現が Metric Insights 上で実現できる。
- バックエンドのインフラを気にすること無く,マネージャーなども簡単にビッグデータを扱える。
というところがあげられます。
各ウィジェットの設定画面より,直接トレジャーデータへの集計クエリを記述することが可能で,設定後は Metric Insights が指定した時間インターバルで実行し,ウィジェットを更新してくれます。
チャートタイプ
利用できるチャートタイプもかなり豊富になりました。
折れ線チャート・棒グラフ
時系列データに特化した表現方法に折れ線チャートと棒グラフがあります。時系列に対応したMetric Insights のチャートについては,移動平均や,特定の閾値を超えたときのアラーティング機能やアノテーション機能などの便利な機能を持っています。
パイチャート
Boxプロット
チャート + レポート機能
さらに Metric Insights ではチャートウィジェットの他にレポートウィジェットも作成可能です。前者と後者の違いは,チャートウィジェットは基本的に
- 時系列データのみに対して,
- 折れ線チャート・棒グラフのみ利用可能
てあったのに対して,レポートウィジェットは
- 時系列に限らずあらゆるデータを指定可能で,
- さらにデータテーブルと組み合わせることが可能で,
- 複数のチャートウィジェットを統合して表示できる
というメリットがあります。
レポート with バブルチャート
レポート with 折れ線×プロット
レポート with ファンネルチャート
アドホックレポート with js Library
Metric Insights に関するお問い合わせ,またはトレジャーデータに関するお問い合わせは support@treasure-data.com まで。